2006年9月の活動状況

日時:9月17日(祝) 曇りのち雨 
参加:21人 体験参加1名
内容:相対照度測定 、案内標識設置、野生キノコ調査 

相対照度測定
 
4班編成で相対照度の測定。測定地点は6月調査で調査空白域となっていた巨木林、きのこホダ場、ほこら山及びスハマソウの北斜面。照度測定には最適の天候に恵まれ、1時間余で9地点の測定した。
 島内で最も明るかったのは、千年広場とコナラ更新林で30%を越え、次に明るいのは千年広場近くのほだ場で13%、他の測定地はすべて10%未満であった。
測定結果はこちら

 

 

 

 

案内標識設置
 
木工班が伐採したスギやモミなどを利用して杭を作り、島内4地点に案内標示板を設置した。
今後は地名標示など設置場所を増やす予定である。

案内標識板


○植物班;観察路沿いに花と実の植物を探し歩く。僅かにアキノタムラソウ、コウヤボウキ、シラヤマギクなどがひっそりと咲くのみだったが、ほこら山方面から千年広場に向う観察路脇にアキノギンリョウソウ群落を発見した。                         

アキノギンリョウソウ
別名ギンリョウソウモドキイチヤクソウ科シャクジョウソウ属(千葉県レッドデータブックD:一般保護植物)木陰に群生する光合成を行わない腐生植物、葉緑素が全くないため、全体が白色。花は後に上向きになり、茶褐色に変色して、春まで残る。

アキノギンリョウソウ
9/17

刮ハ
3/19

○きのこ班;
傘の裏の管孔も虫に食べられた様子もなく美しいヤマアカドリタケを発見した。ホウキタケも何種類かあった。

 

アカヤマドリタケ