2007年4月の活動状況 |
日時:4月22日(日) 曇り
参加:11人
内容:ミツバツツジフェスティバルに参加、2007年度総会、植物探索
○ミツバツツジフェスティバルに参加
ミツバツツジフェスティバル参加;清和地区で毎年この時期に実施されているミツバツツジフェスティバルに総会前に全員で参加した。会場のオートキャンプ場周辺には、10年前に市民参加で3万本余が植栽されており、人の背を超える大きさになっている。残念ながら満開には1週間ほど早かったが、個体ごとに微妙に異なる鮮やかな赤紫色の色合いを楽しんだ。また記念植樹にも参加した人は、固い土壌に苦労しながらマイミツバツツジを植え込んだ。新旧両市長、市議、県・市の幹部、植物の藤平(とうへい)・吉原両先生、観光協会関係者などとも情報交換を行うことができ、地域の関係者と顔の見える関係を築き、地域との交流活性化の大きな1歩になったものと思われる。
前列右から3番目鈴木市長、その右が若月元市長 前列左から2番目藤平先生 後列会員の面々 |
ミツバツツジを記念植樹 |
○2007年度総会
平成18年度活動報告、会計報告、会計監査報告を承認、平成19年度活動計画、予算計画を提案討議。今年度は千葉県と当会間で5年前に締結した「千年の森づくり活動協定」最終年度に当たるため「『協定』終了後も協定を更新して次年度以降の活動継続を前提としていること。このため5年間の森づくりや活動の成果を総括し、協定更新後の森づくりや活動の方向付けを行い、2月の報告・検討会までに整理すること。また県当局と協定更新について協議し更新手続きを行うこと」という付帯条件を付して平成19年度活動計画案を承認。
役員選出 以下の役員を選任(代表)坂本彌(副代表)新井孝男、真鍋昌義、(幹事)伊藤道男、村野忠夫、久我哲也。(監事)高塚肇子。高塚監事は新任、その他は再任。長村副代表、鈴木・久我緑の森で熱心な討議
なお班長は次の通り。植物班:伊藤、動物班:福島、キノコ班:村野、栽培キノコ班:久我、木工班:長村、野鳥班:高橋、写真班:今泉、安全委員長:坂本。
2007年度活動方針
森林整備 |
○4年間の森林整備作業の実績を総括し、当初の「森林整備計画」と対比し て各エリヤの現状を調査・確認し、今後目標とする森の姿を検討する。 ○森林整備の現状確認のため相対照度測定を行う。(夏季及び落葉期) ○原則として伐木は行はない。ただし光環境管理、林床植物保護、安全、景観 保全等の理由から必要な部分については伐木を行う。 |
広葉樹調査 |
○巨木林,景観林の広葉樹の成長調査を実施し,今後の管理方法を考える。 ○方形区をもとに調査区域を設定し,広葉樹の配置図,樹冠投影図を作成,成 長を調査する。 |
コナラ更新 |
○萌芽更新を断念し、実生更新に切替える。 |
植物調査 |
○未確認種83種の調査に力を注ぐ。 ○特別活動日を計画。・自然観察指導員、森林インストラクター、羊歯類専門 家などの支援。 ○重要な貴重種については標示及び配置図作成、必要に応じて株数の記録など 検討実施する。 |
野生動物 |
○豊英島に生息する野生動物の現状を把握し,島内の植物に対する影響を明ら かにする。 ○目撃調査・食害調査・フィールドサイン・キャンプ調査を実施する。 ○保護が必要な植物,栽培キノコについて被害対策を実施する。 ○保護区域設定・保護柵設置とネット張り等を実施する。 |
キノコ調査観察 |
○キノコ観察調査を継続実施し、専門家の指導の下、豊英島キノコ目録及び標 本を作成する。 ○中央博物館吹春先生指導のキノコ観察会を実施する。(10月21日) |
栽培キノコ |
○光環境の適正化を図る。(遮光または移設) ○食害対策の徹底 ○栽培農家の見学 |
木 工 |
○伐採木竹を活用し、森の環境整備を進める。 |
広報・写真 |
○引き続き「千年の森」ホームページの充実を図る。 ○「千年の森写真集」を開設し活用・充実を図る。またプログの速報性を活用 し「トビ観察速報」などアップする。 ○「千年の森」ちらしを刷新し活用を図る。 |
研 修 |
○里山センター又は地域・他団体行事、研修等へ積極的に参加する。 |
その他 |
君津市・周辺地域との協力関係促進を図る。 |
久しぶりの島内で総会 |
○4月の植物
フモトスモレ | ギンラン |
マルバアオダモ | エビネ |