2006年12月の活動状況

日時:12月2日(土) 晴れ 
参加:16人
内容:巨木林の伐採・玉切り(伐採研修の復習) 、栽培キノコ調査、懇親会

日時:12月3日(日)晴れ
参加:13名
内容:マダケ林除伐(伐採研修の復習)、リースつくり

見事な紅葉、楽しい懇親会

今年も見事な紅葉で迎えてくれた
いつも盛り上がる忘年会
このためだけに参加の会員も


巨木林伐採
 今回は、先の伐木研修のおさらいを含めて、伐木造材実習を行った。最初、チェーンソー操作に慣れることを目的に、研修で伐った木の枝払いと玉切りを実施した。伐倒木の各部分への力のかかり方を考え、切断順序を皆で協議しながら、順次枝払いと玉切りを行った。
 造材終了後、巨木林(モミ林)でコナラを追加伐木した。必要に応じてチルホールによる牽引、ロープと滑車による人力牽引で伐倒方向をコントロールする実習を行った。(以上2日)
 翌日、マダケ林でコナラ、カシ類等の樹木を伐った。参加者全員チェーンソーでの伐木を体験した。必要な場合の伐倒方向コントロールはロープによる人力牽引とした。受け口を作るのに苦労したケースもあるが、それでも、前日に較べて全体としての能率は相当向上した。

力のかかり方を確認
玉切り方法を検討
研修と実践でだいぶ腕が上がった フェリングレバー(木廻し)の使い方も実践 伐採後の林冠には青空が


リースつくり
 忘年会が明けて、3日、女性は朝からネイチャーリース作りをした。
 ヒイラギやモミの葉を千年広場のまわりで集め、葛のつるで作った台に飾り付ける。ネイチャーリースと銘打っているのは、自然の植物以外を使わないからだ。昨年は豊英島にふんだんにあったヤブムラサキの実が全く見つからず彩としては少し寂しいが、講師が秋から心がけて集めてくれたというドングリやマツボックリ等の実に、女性陣が持参したサンキライ、トウガラシの赤が加わって何とか形になった。
 前年は皆夢中で、講師の話も聞こえないほどだったのが、傍らの焚き火で焼芋を作ったり、味噌汁を作りながらの作業。おしゃべりに花が咲く余裕すらあり、それぞれ個性的な作品が出来上がった。リース作りが終わってから臼井さんに藤ヅルで籠の作り方を教えていただく。
 こうした手作業は女性の得意とするところでまた一段と楽しい活動日になったと思う。

リース台が出来たところではいポーズ
2時間余でネイチャーリースが完成
完成したところでもう一度

シカを目撃
 122日、広葉樹の玉切作業中に、シカ2頭がコナラ林区域で目撃されました。10/13のセンサーカメラで撮影されて依頼です。センサーカメラのストロボに驚き一時的に島に寄りつかなかったのか、発情期のために島から離れていたのかはわかりませんが、来春にかけてその動向に注目したいと思います。目撃情報等のご協力をお願いします。(シカ班 福島)

 

栽培キノコの収穫状況

2日の活動の日は、好天気に恵まれ楽しく作業が出来ました。木々の葉っぱは落葉が始まり、冬の柔らかな陽射しが差し込んできます。広場の近くのほだ場にも、直射日光が当るので、前回伐木した木の枝を女性の方々で一杯遮光して頂きました。今回もこのほだ場ではキノコは採れなかったけど、次回の調査で収穫できるのを期待しています。
今回収穫できたキノコは、シイタケが2,5Kg ナメコが140gでした。










キノコの収量を丁寧に計量 計量後はキノコ鍋に


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